店長のゆるブログ第1回 いいトリマーさんって?
皆さんこんにちは!PURE DOG店長の内山卓也です。
記念すべき第一回のテーマは「いいトリマーさん」についてです!
(ゆるゆると言いつつ大真面目な内容ですね…)
いいトリマーと言われて真っ先に思い浮かぶのは、カットが上手い人じゃないでしょうか?
でもトリマーのお仕事はカット以外にも沢山ありますし、
かけだしのトリマーさんでもカットが可愛い人はいます。
ではプロフィールに歴11年!!などと自慢げに書いている僕の技術とは何なのでしょう。
それは「僕とわんこが楽をする技術」なのです。
僕はそれなりに長いトリマー人生の中で、色んなわんこと出会いました。
ある時は年末の予約がパンパンな時「ブリーダーが夜逃げして酷い状態の子を保護したので、今日なんとかキレイにしてほしい!」と電話が来て、
営業が終わってから夜の10時まで汚れとうんちを被毛の中にため込んだモップ状態の犬を施術しました。
またある時は「汚れた姿で旅立つのはかわいそうだから、息を引き取る前にキレイにしてほしい」と連絡があり、
横たわって目も開けられず浅い呼吸の子を施術しました。
ここまで特殊な経験がなくても、トリマーは日々のお仕事の中で自分とわんこの負担を減らす方法を考えていきます。
言い換えると、トリマーという仕事は様々な部分で身体的負担が大きく、
施術の方法を試行錯誤しなければ何年も続けられないのです。(これは業界の問題点でもありますが…)
こうして経験値が増えるたびに余計な力が抜けて自然体でお仕事が出来るようになり、
全ての作業がスムーズに、わんこへも負担をかけずに行えるようになります。
その力の抜け感がわんこに警戒されず、お客様から見て「この人ならウチの子預けても大丈夫かな」と感じる安心感に繋がるのかな、と思っています。
施術後の綺麗な仕上がりも大事ですが、トリミング全体でわんこの負担を減らす事がベテランのトリマーさんに求められる技術だと思う店長でした。
長くなりましたが、読んで頂いてありがとうございました!また第2回の投稿でお会いしましょう!
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