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第2回ゆるゆるブログ 店長の噛むわんこトリミング

みなさんこんにちは!PUREDOG店長の内山です。

特にブログの内容と関係ない我が子と実家のラブラドール

今回はズバリ「噛む子のトリミング」についてです。

地方ならではの様々な犬種を担当する僕が、このテーマを根掘り葉掘りしていきます!


「あそこのお兄ちゃんどんな子でもやってくれるらしいよ!」と噂?の店長ですが、
なんと僕は噛む子をも容易く手なずける魔法の技術を知っているのです。


…すいません嘘です。正直に言うとめっちゃ噛まれてます。
そう、店長秘伝の噛む子対策は「噛まれる事」なのです!

これだけ聞くと僕はただのヤバい人ですね。
でもこれには理由があるので、もう少しだけお読みください。


噛んでしまう子にはいくつかパターンがあり、

・怖くて噛んでしまう子
・嫌いな事をされる時に噛む子
・唸る、歯を剥く等の威嚇してから噛む子
・とりあえず気分で噛む子(お手上げ)

等さまざまですが、
一番の理由は
「噛めば人間が引き下がる事を学習している」からです。


噛めば嫌なことをされないなら、そりゃあ噛みますよね。
人が美容院に行くのと違って好き好んでサロンに来ている訳でもないし、
知らない所に置いていかれて知らない人間に体を触られたら怖いです。


こうしてトリマーが犬を怖がり、犬もトリマーを怖がる悪循環が完成します。


そこで僕は「噛まれても別に気にしないけど~?」といった雰囲気で施術をするのです。

実際もう何十回も噛まれているので、ちょっと指から血が出る位ならあんまり気にしていません。
(流石に指がなくなってしまいそうなパワーがある子には最初から口輪などを使用してます)

ここで大事なのは、本当に噛まれても過剰な反応をしない事です。
噛まれる事を警戒して身構えすぎるのも、犬に緊張が伝わるのでNGです。

何食わぬ顔で施術する事によりわんこが興奮していても冷静になってくれる事があります。

個人的な感覚ですが、もともと噛み犬だった子ほど仲良くなるとトリマーを信頼してくれるなぁと感じます。


ここまで書いておいてなんですが、この方法は他のトリマーさんにはちょっとオススメできませんし、
PURE DOGの他のスタッフは怪我をしないように対策してます。


僕も昔中型犬にフルパワーで噛まれ、指の腱を痛めて中指が動かなくなった事があります😂(トリマー人生終わった…と思いましたが、一週間ほどで直りました)


女性が多い業種なので跡が残ってしまうようなケガを避けるのは当然だと思いますし、
予約が埋まりがちな地方のトリミングサロンにおいて、
リスクを負ってまで噛む子を施術するのかどうかはトリマーの判断次第だと思います。

なのでPURE DOGでは色んなわんこに可愛くなってほしいなぁと思い、
新しいスタッフを育てて予約の間口を広げたり、
店長が噛まれつつわんこと仲良くなったりしています。(噛まれたい訳ではないです😱)

ゆるゆるブログと言いつつまた真面目なお話になりましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございました!
また次回のゆるブロでお会いしましょう!!







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