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店長のゆるブログ第6回 赤ちゃんわんこのトリミング

毎度おなじみテーマと関係ない一枚。ヤギも羊も全部わんわん!と言って駆け寄ってました。大きなくくりでは確かにそうかもしれない(?)

こんにちは!店長の内山です。
今回はご新規様のご予約再開後、たくさんご来店頂いているパピーちゃん(赤ちゃん)のトリミングについて書いていきます。

僕がパピーちゃんのカットで一番大事にしているのは「がんばらないこと」です。
マジメにやれよ!!とお叱りを受けそうですが、テキトーにお仕事をするという意味ではありません。

初ご来店のパピーちゃんともなると、トリマーは次に繋げようと必死になってトリミングしがちです。
怖い先輩がいるサロンなんかはその傾向が顕著かも。

でも相手は赤ちゃん。
生後数ヶ月で知らない所に置いていかれて、お湯かけられたり爪切られてるだけでもとってもえらいじゃないですか。
人間に置き換えると初めて美容室に来た子供というよりは、初めて保育園でママと離れ離れになる幼児の方が近いかもしれないですね。

大事なのは「今回のトリミングでなるべく映えるカットをする」ことではなく、
「初めてのトリミングでイヤな思い出を作らないこと」です。
トリミングサロンはこういうコトをする場所なんだよ~、とゆっくり教えてあげましょう。

いきなりうまくカットできなくてもいいんです。
うちの娘(人間)なんて初めての前髪カットで「あ゛あ゛あ゛あ゛!(藤原竜也1歳)」みたいになってましたし、目の周りがカットできただけで素晴らしくよい子です。たくさん褒めてあげましょう。

結果的に次のご来店に繋がらなかったとしても、カットが下手だったとクチコミに書かれてしまっても、
無理にカットしてケガをさせてしまったり、その後のトリミングがずっと嫌いになってしまうよりずっといいです。

少しでもパピーちゃんがリラックスできるよう、持てる経験値の全てを使って「がんばりすぎずに」トリマーもリラックスして施術をするのが最大のコツです。

実はお仕事において「緊張しない」「必死にならない」のは、カットの技術を上達させることより難しかったりするんですけどね。ちなみに僕は得意です(急に自慢気)

長い犬生のはじめにトリミングが嫌いにならないよう、精一杯のおもてなしをしてあげるのが僕達プロトリマーの役目なのです。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!また次のゆるブロでお会いしましょう!

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